オーストラリアの食文化を楽しめる「N2 カフェブランチ」を訪問、オーストラリアンサラダとN2オージープレートを食べてみた

日本橋高島屋の1階にあるN2 カフェブランチを訪問してみました。

N2 カフェブランチはオーストラリアのシェフが「オーストラリアの芸術的で革新的な食文化を世界に発信したい」という思いから2018年にオープンしたレストランです。

公式サイトによれば「独特の風味を持つ調味料・ベジマイト、アボリジニから伝わるスパイス・ワトルシードなど独自のシーズニングを駆使し、本場の味を伝えています。」とのことです。ベジマイトはオーストラリアで一般的に食べられている発酵食品です。ペースト状の食べ物でパンに塗って食べたりするそうです。そんなオーストラリアの食材を楽しめるN2 カフェブランチは、オーストラリアの料理を楽しめる店ということになるでしょうか。

オーストラリア料理屋ということで、オーストラリアの食べ物のようなメニューを注文しました。

オーストラリアンサラダ

まずこちらは「オーストラリアンサラダ」というメニューです。値段は1480円です。

N2 Brunch Club - N2ブランチクラブ (4)
オーストラリアンサラダ

N2 Brunch Club - N2ブランチクラブ (3)

サーモンにオレンジ、ミニトマト、オリーブ、ブロッコリー、キャベツなど様々な食材をミックスし、ビネガーが効いたドレッシングをかけたサラダです。オーストラリアンサラダというのは初めて食べるので、これが正当的なものなのか、あるいはアレンジさせたものなのかはわかりません。

それにしても欧米系(主に白人が多数派を占める国)のサラダには珍しくキャベツが使われています。キャベツが使われたサラダというと、コンビニやスーパーで売られているビニール袋やパックに入ったサラダか、もしくはエスニック料理屋のにんじんドレッシングがかかったサラダか、それくらいしか見たことがありません。フレンチやイタリアン、スパニッシュ、あるいはアメリカンダイナーなどで注文するサラダにキャベツが入る例はみたことがなく、それゆえに白人文化圏ではサラダにキャベツは入れないものだと思っていました。しかし白人文化圏であるオーストラリアのサラダにはキャベツが使われています。本場オーストラリアでもこのようなサラダが食べられいてるかのどうかはわかりません。ジャパナイズされている可能性はあります。一方で珍しいのは確かです。

N2オージープレート

今回もう1つ注文したのが、「N2オージープレート」というメニューです。

値段は1620円です。N2という店名を含んだメニューです。看板商品のようです。

N2 Brunch Club - N2ブランチクラブ (6)
N2オージープレート

N2 Brunch Club - N2ブランチクラブ (6)

N2 Brunch Club - N2ブランチクラブ (6)

ベーコン、ソーセージ、オープンサンドをワンプレートにしたメニューです。オープンサンドの卵料理はスクランブルエッグ、ポーチドエッグ、目玉焼きから選択できます。パンはやや酸味のライ麦パンです。ドイツパンを思わせる風味です。

N2 Brunch Club - N2ブランチクラブ (6)

N2 Brunch Club - N2ブランチクラブ (6)

何より特徴的なのがソーセージです。これまで味わったことがないスパイスの味、風味を感じられました。

前述のとおり、この店はアボリジニから伝わるスパイを使用しているといいます。おそらくそのスパイスの味なのでしょう。未経験の味です。あまりに未経験なので、どんな味なのか、何に近い味なのかを表現することができません。

とにかく新しい経験ができる店です。ぜひ一度利用してみてください。

店舗詳細