【元町珈琲】を訪問、プレス式のコーヒーとクロックマダムを注文してみた|お店の紹介とクロックマダムを食べた感想について

所要で調布駅の周辺をぶらぶらしていたら、チェーン店風の外装なのですが、都内の他の場所では一切見たことがない「元町珈琲」というカフェを見つけたので、思わず訪問してみました。

岐阜発の喫茶店カフェチェーン

元町珈琲調布店の写真

元町珈琲調布店の写真

調べてみると「元町珈琲」は岐阜発祥のチェーン店だそうです。生まれも育ちも東京のわたしは「元町」と聞いてとっさに思い出したのが横浜元町だったのですが、横浜発祥の店ではないです。

公式サイトによれば店名の由来は、日本の発祥だと言われている「港・元町」にあるそうです。詳しく記載がなく、「港・元町」が特定の地域を指しているのか、一般的なそういった言い回しがあるのかわかりませんでした。とにかく珈琲が盛んになった場所に由来しているようです。

多くの都道府県に店舗がある

店舗は、東京には調布と石神井公園にしかないようで、筆者の行動圏内にはなかったので、みたことがありませんでした。また調布店も2023年7月頃オープンした店とのことです。

その他、岐阜を初めてとして愛知、鳥取、富山、倉敷、岡山、松山、長野、新潟、仙台など、店舗は28店と多くはありませんが、多くの都道府県に出店しています。

セルフ式とフルサービス式のミックスタイプか

私が今回訪問した調布店は新しい店舗だからなのか特殊な店でした。オーダーの形式が、セルフサービスとフルサービスを合わせたようなタイプだったのです。

まず店内に入って空いている席に自由に座ります。スタッフの案内は、遠くの方から「お好きな席どうぞー」という声があるのみで、ルノアールやコメダ珈琲のような店員による席の案内はありませんでした。

そして注文はテーブルにあるタブレットで行います。最近のファミレスや回転寿司と同じように。タブレットで注文すると店員さんが注文をもってきてくれます。

最後に会計はセルフレジです。自由に席を決め、タブレットで注文、セルフレジで会計といった流れで、最近のガストやジョナサンなどすかいらーく系のファミレスに近いタイプでした。カフェではこのタイプは初めてでした。フルサービスとはちょっと違いますが、セルフともちょっと違う、そんな感じです。

今後、新しくオープンする、これまでフルサービスだったカフェ・喫茶店チェーンは、このタイプの切り替わっていくのでしょうか。スタッフを呼ぶのが面倒な私にとっては、タブレットで注文できるのはとても楽なのですが、注文したものを持ってきてもらう時いがい店員と言葉を交わすことがないのは何か不思議な感じです。

ちなみにファミレスのジョナサンの一部の店舗では時間帯によっては席を自由に選び、料理をタブレットで注文、料理は配膳ロボが配膳、会計はセルフレジで、入店から退店まで一切店員と言葉を交わさないことが稀にあります。今はまでスタッフが店内を巡回していますが、店員を一切みかけないファミレスが登場のする日も遠くはないように思います。

さて、私が訪問した調布店については、2023年の7月にオープンしたばかりというだけあり店内非常に綺麗でした。カウンター席とテーブル席をまんべんなく揃えており、1人でも数人でも利用しやすそうです。

チェーンカフェでありながらプレス式のコーヒーが飲める

メニューはついては、ドリンクとフード、スイーツがまんべんなく用意されていました。特にコーヒーが特徴的で、プレス式が用意されていました。

チェーンカフェでプレス式のコーヒーが用意しているのは珍しいように思います。スターバックスのデカフェがプレスだったような気がしますが、基本的にチェーンカフェはドリップ式がもっとも多い印象です。次いでよく見かけるのはサイフォンです。サイドメニュー的にプレスを置いている店もありますが、メインメニューとしてプレス式のコーヒーがあるチェーンカフェは私としてはみたことがありません。思わず注文してしまいました。

 

アイスコーヒーでもプレスで注文できます。二杯分あります。アイスコーヒーの場合は、氷を追加してくれるそうです。

さてフードメニューはサンドイッチにクロックムッシュ、クロックマダムの他、ずらしいメニューとしてパングラタン、パンシチューがありました。これはピザのようなメニューのようです。次回はこれを是非注文してみたいです。
元町珈琲のメニューはこちら

スイーツは、シフォンケーキ、フレンチトースト、パフェがありました。

クロックマダム

今回はプレス式のアイスコーヒーとクロックマダムを注文しました。

元町珈琲のクロックマダムの写真

元町珈琲のクロックマダム

クロックマダムはクロックムッシュのバリエーションの1つです。クロックムッシュはトーストに、ハムをサンドし、表面にホワイトソース、チーズをトッピングした料理で、クロックマダムはその上に目玉焼きをのせた料理です。

クロックマダムといえば、駅ビルの上層階のレストランフロアにあるようなハワイの朝食的な店でよく出てくる料理ですが、ファミレスや大手チェーンのカフェではあまり見られないものです。作るのはそれほど難しくありませんが、外で食べようとすると、意外と見つけるのが大変な料理です。新宿や渋谷などの都心であればすぐに見つけられますが、その辺の中堅駅では微妙です。ゆえにクロックマダムを瞬間、衝動的に注文してしました。

そのクオリティは非常に高いです。パンは麻布初のベーカリーでありモンダボーのものを使用しているそうです。中のベーコンにしても、目玉焼きにしても1つ1つにこだわりを感じられます。かなり満足度が高いクロックマダムでした。

本格的にコーヒーに個人系のカフェにありそうなメニューなど、私が好きな要素が詰まったカフェでした。家の近くにあったら頻繁に通ってしまうのではないかと思います。

元町珈琲は、愛知と並んで喫茶文化が根付いているといわれる岐阜から全国に進出しているカフェです。今後も店舗がどんどん増えていくのではないでしょうか。

元町珈琲の公式サイト

 

その他、カフェについては以下のページで紹介しています。

 

syokubun.com

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