練前駅から徒歩3分ほどの場所にある南インド料理屋「ケララバワン」でキーマプラウ(keema pulav)」という、インドっぽい料理を食べてみたので、その感想を紹介します。
練馬駅からすぐの南インド料理屋「ケララバワン」
まず、ケララバワンは東京練馬区の練前駅の南側、駅から徒歩3分ほどの場所にあります。
インド料理屋ではありますが、いわゆるインネパ料理屋とは少し違っており、南インド料理を提供する店です。
ナンやカレーももちろんありますが、ビリヤニやマサラドーサ、サンバールサダムといった、インネパ料理屋にはない、南インドの料理屋ならでも料理を提供しています。
ちなみにナンとバターチキンカレーは過去に紹介しました。
今回注文したのは、「キーマプラウ(keema pulav)」という料理です。
インドのチャーハン的な料理「キーマプラウ(keema pulav)」
お店の説明によれば、「挽肉と卵、南インドの特性スパイスのバスマティ炒めご飯」とのことです。バスマティはインディカ米の種類の1つで、特に香りが高いことで知られています。
そんなバスマティを使った炒めご飯です。インドのチャーハンといった感じでしょうか。
写真だとわかりにくいですが、けっこう量が多いです。おそらく1.5人前くらいあります。
また料理の上には角のようなものが2本立っており、なんとも特徴的なビジュアルをしています。
こちらはエビの風味があるチップス的なものです。サクサクした食感です。後から知ったのですが、これは砕いてかけるのが正解のようです。知らずに単体でバリバリ食べてしまいました。
さて、気になるご飯の味ですが、まずけっこうしっかりオイリーな感じがあり、チャーハンに近いものがあります。
味についてですが、意外とクセがなく、食べやすいです。インドのスパイスを使っているそうなのですが、インド料理に食べ慣れていれば、特に気になる感じはありません。
まず感じるのは心地よいスパイスの風味です。またにんにくの塊がはいっているようで、その味がけっこう強いです。ただしにんにくの辛味などはなく、いい具合に感じるくらいです。
またトッピングにパクチーがのっているのですが、これがまたいいアクセントになっています。途中途中にすっと抜けていくパクチーの風味におかげで、食べる手がどんどん進みます。
様々なスパイスの奥行きのある味とバスマティの香り、にんにくのちょっとコッテリした味、そしてアクセントのパクチー。それぞれの要素がうまい具合に調和した味に、どんどん手が進み、気づけば最後に一口になっています。
後日「また食べたい」とふと思うのは確実であろう、中毒性のある美味しさです。