ガストの二郎系メニュー「ガス郎魚介つけ汁うどん」を食べてみた

全国のチェーンのファミリーレストラン「ガスト」に、この冬、あるラーメンを彷彿とさせる新メニューが追加されました。「ガス郎魚介つけ汁うどん」というメニューです。

ガスト「ガス郎魚介つけ汁うどん」 

 

 

ラーメン二郎を彷彿とさせるファミレスのつけうどん

ガス郎魚介つけ汁うどん

ガスト「ガス郎魚介つけ汁うどん」

2023年11月16日に追加されたメニューで値段は税込み800円です。

丼ぶりにうどん、うどんの上に山盛りのもやしとキャベツ、その横にあるのは魚介ベースのつけ汁です。簡単にいえば野菜が山盛りの魚介のつけうどんです。「ガストのがっつりごはん」というキャッチコピーで売られています。

野菜の下には1.5人前程度のうどんが

その様子はラーメン二郎のメニューを彷彿とさせます。前述のとおり商品名は「ガス郎」なので、完全にラーメン二郎をイメージしています。

ファミレスの歴史に詳しいわけではありませんが、週に2、3回ファミレスを利用する私の観測範囲では、二郎インスパイアのようなメニューがファミレスで提供されるのは初めてではないでしょうか。

もちろんこのメニューは二郎とは違います。二郎はラーメンで、醤油豚骨スープににんにくのトッピングがあります。一方で「ガス郎」はつけうどんで、魚介スープです。にんにくは入っていません。よく見てみると茹でたもやしとキャベツが山盛りになっていることくらいしか二郎らしい点はありません。それでもこのようなメニューが大衆ファミレスに登場することには一定の意味があるのではないかと思います。つまりファミリーレストランのメニューとして登場するくらい、二郎的な食べ物がメジャーになったということです。

 

 

最近のガストはがっつり系のメニューが多い?

それしても最近のガストはがっつり系のメニューが増えていていように思います。以前はゴーゴーカレーとコラボして、ハンバーグがのったカレーを提供しています。そして今回はたっぷり野菜をトッピングしたつけうどんです。野菜だけでなくうどんの量も多いのではないかと思います。ファミレスの1人前のメニューとしては。

またガストのサラダ以外のメニューで、これだけの量の野菜が食べられるメニューは他にないのではないかと思います。野菜といってももやしとちょっとしたキャベツが入っているだけではありますが、一品でここまで野菜が取れるメニューはないでしょう。ちなみにプラス150円でチャーシューと煮卵がついたメニューが注文できます。これなら炭水化物、タンパク質、野菜をバランスよくとれます。

ファミレスでゆっくりつけうどんが食べられるのはありがたい

さて実際に食べて、個人的には大満足です。私はそれほどラーメン、うどんにこだわりがなく、ラーメンは花月やチェーンの家系でも満足できます。うどんははなまる、丸亀製麺でも満足できます。私のようなライトなラーメン、うどんユーザーであれば、この「ガス郎魚介つけ汁うどん」は満足できるのではないかと思います。


まず野菜には胡椒が軽くかかっているので、一応このままで食べられます。魚介のスープにつけるとさらに美味しくいただけます。野菜はしっかり水が切られているので、野菜をたっぷりつけてもつけ汁が薄くなることはありません。

魚介スープは、しっかり魚介の味がします。野菜を絡めてもうどんをからめても美味しくいただけます。

ちなみに発売当初はけっこう辛かったそうなのですが、私が食べた感じではそれほどちょい辛くらいでした。少し辛さを抑えた可能性があります。

前述のとおり筆者はラーメンもうどんもライトユーザーです。ゆえにこの魚介スープやうどんがどれくらいの完成度なのかはちょっとよくわかりません。私としては十分に美味しくいただけました。

何より、ファミレスでゆっくりこういったメニューが食べられるのはありがたいです。ラーメン屋もうどん屋も基本的にカウンター席で、隣との席の間隔も狭いです。また後ろに人が待っている場合、自分のペースでゆっくり食べることもできません。しかしガストであれば、それなりに広いテーブルで(ガストは他店に比べると狭めではありますが)、よほど遅くなければ自分のペースで食べることができます。食べるのが遅く、狭い店が苦手の私にはかなりありがたいです。ガッツリしたメニューが食べたい時はまたこのガス郎を注文するかもしれません。

 

 

補足情報

 

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