洋菓子メーカーのモンテールが2023年7月1日に販売した「ブラジルプヂン」を食べました。”プリン”ではなく、”プヂン”です。
じわじわと見る機会が増え、次なるトレンドスイーツとの呼び声もあるブラジルプリン。先んじて発売したのがこのモンテールかもしれません。
プヂンとは?
「プヂン」とは、ブラジルのプリンのような食べ物のことであり、正式には「Pudim de leite condensado」と呼ばれているそうです。なぜ「プヂン」と呼ばれるのかはよくわかりません。Pudimはネイティブでは「プヂン」と発音するのでしょうか。
日本ではレシピサイトや一部のカフェでちらほら見られるスイーツです。ネットメディアでは次のトレンドスイーツとして紹介されていることもあります。
日本で紹介されるブラジルプヂンの多くはココアスポンジを重ねていますが、本場のPudim de leite condensadoは、別にココアスポンジがあるわけではないようです。
また『2023年注目の「ブラジルプヂン」とは何か? 国内唯一のブラジルプヂン研究家“中津雄春さん”に聞く』
こちらの記事によれば、植民地時代にポルトガルから伝わったもので、ブラジルの家庭でよく作れるメニューとのこと。ブラジルではコンデンスミルクを使ったタイプがポピュラーだそうです。
モンテールのプヂンはどんなスイーツか?
さて、モンテールのブラジルプヂンはココアスポンジを重ねています。
土台にカラメルを使ったむっちりしたプリン、その上にココア風味のスポンジを重ねた、表面からココアパウダーをまぶしています。簡単にいえばココアスポンジを重ねたプリンです。
ココアにカラメルなどビターな要素が多く、卵感たっぷりのプリンととてもよくマッチしています。プリンのむっちりした食感は食べごたえがあり、そのなかから広がる卵とミルクの風味に「あ、美味しい!」と思わずつぶやいてしまいます。
ブラジルプヂンという聞き慣れない名前ではありますが、実際には食べ慣れたむっちりした美味しいプリンです。日本で流行るスイーツは、海外の食べ慣れた食べ物だと言われています。マリトッツォ、イタリアンプリン、バスクチーズケーキ、台湾カステラなどもそうでした。どれも外来の食べ物でありながら似たような食べ物がすでに日本にある食べ慣れた味のものでした。今回のブラジルプヂンも例に漏れず、外来の食べ慣れた味のスイーツです。ブームの要件はそれなりに揃っています。
次に流行るかもしれないスイーツです。モンテールの商品なので、大手のスーパーで購入できるはずです。ぜひ一度食べてみてください。
値段、カロリーなど
値段 | 259円 |
カロリー | 263kcal |
製造者 | モンテール |
公式サイトなど | 公式サイト商品ページ |
その他、本ブログで過去に紹介したプヂンはこちら。