無印良品のバターチキンとナンを実食|その特徴や魅力、インネパ料理屋のナンとバターチキンカレーとの違いについても紹介

無印良品で販売されている「素材を生かしたカレー」のシリーズの「バターチキン」と無印良品にて常温で販売されているナンを購入して食べてみました。

無印良品のバターチキンとナン

最近、筆者は街のインネパ料理屋のバターチキンカレーとナンを食べ歩いています。無印良品のナンとバターチキンカレーが、インネパ料理屋と比べてどうなのかについて紹介できればと思います。

ちなみに無印良品には、他に何種類かのバターチキンカレーがあります。たとえば、他には復刻版レトルトバターチキンカレー、手作りカレーキットバターチキンカレー、バターチキンカレー鍋、クリーミーバターチキンなどがあります。今回購入した「素材を生かしたカレー」のシリーズです。

無印良品のバターチキン

値段は一食390円です。一般的なレトルトカレーと比べるとけっこうなお値段です。高級レトルトカレーの部類です。

レトルトパックに入っているので、食べる前は湯煎か、中身を別容器に移し、レンチンするなどして温めます。

また一緒に購入したナンは2枚で190円です。常温で、おそらくそのまま食べても問題ないようですが、トースターなどで温めることが推奨されています。

無印良品のナン

サイズとしてはスーパー・コンビニで販売されているチルドのナンと同程度です。最近はスーパーやコンビニでもチルドのナンが買えるようになりました。セブンイレブンでも定番で販売されており、ナンを手掛ける買える時代になりました。ただしインネパ料理屋のナンとはまた別物といった感じですが。

さて「素材を生かしたカレー」のバターチキンカレーですが、公式サイトの商品説明によれば、3種のトマト、ギー(バターオイルの一種)とカシューナッツを使っています。またカスリメティというスパイスの風味を感じられるように仕上げているそうです。使用しているトマトについてですが、以前は2種類だったそうなのですが、3種類使用することで、酸味、甘味、旨味のバランスの良い味に仕上げている層です。

実際にどうなのでしょうか。

 

 

スパイスとトマトの味を楽しむカレー

無印良品のバターチキン

まず一口食べた印象としてはしっかりスパイスの味を感じられます。カレーなのでスパイスの味を感じられるのは当たり前といえばそうなのですが、インネパ料理屋の一部のお店のバターチキンカレーは、それほどスパイスの香りが強くないものもあります。

また商品説明のとおり、トマトの甘味、酸味、旨味を感じられます。インネパ料理屋のバターチキンカレーは、トマトの味はどちらかといえば甘味を強調したものが多いように思います。こちらのように多層的なトマトの味を感じられるものはなかなかありません。

若干辛味もありますが、辛いものが得意な方であれば気にならないレベルです。辛いものが苦手な方だと少し気になるかもしれません。

チキンはムネ肉を使っているようです。インネパ料理屋ではプリプリしたモモ肉を使っているものも見かけます。

無印良品のバターチキンは、インネパ料理屋のバターチキンカレーのようにクリーミーで、こってり、ねっとり、どろどろした感じはありません。どちらかといえば複雑さ、多重さ強調した感じです。インネパ料理屋のバターチキンとはまた別物といった感じです。どちらがいいというわけではなく、好みによってどちらかが好きかが分かれるのではないでしょうか。

インネパ料理屋のバターチキンカレー。クリーミーでこってり、どろどろしている。

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すっきりした味のナン

続いては無印良品のナンについてです。

インネパ料理屋のナンはバターのようなものを塗っている場合があり、こってりしたものもあります。一方でこちらはほんのり甘味と塩味がありますが、全体的にはさっぱりした味です。素材の味をしっかり感じられる仕上がりです。

質感についてですが、お店のナンのようなもちもちした感じはパリパリした感じはありません。お店のナンをイメージしていると、やや物足りなさを感じるかもしれません。それでもふっくらした食感と香ばしい風味など、ナンの魅力は楽しめると思います。そしてもちろん、カレーとの相性も良く、カレーの味を邪魔せず、引き立てています。

 

 

まとめ|インネパ料理屋のバターチキンカレー、ナンとはちょっと違うが

まとめると、ナンもカレーも、インネパ料理屋のものとはタイプが違うといった感じです。繰り返しになりますが、インネパ料理屋のバターチキンカレーとナンをイメージして食べると「ちょっと違う」と感じてしまうかもしれません。人によってはそれが「期待以上だった」となるかもしれませんし「期待外れだった」となるかもしれません。どちらが好きかは個人の好みよるでしょう。

ちなみに無印良品はカレーを開発する際、実際インドを訪問し、現地のカレーを食べて調査をしているそうです。本場で学んだ味を参考に開発しているのです。一方で、インネパ料理屋のカレーは日本人の舌に合うように調整されているという話を聞きます。

インドで学んで日本人が作ったカレーが無印良品のバターチキンで、日本人の好みを学んでインド・ネパールあたりの出身の人が作ったカレーがお店のバターチキンカレーです。ぜひ食べ比べてみてください。

ちなみに個人的にお気に入りのバターチキンカレーはエリックサウスです。

 

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