【セブンイレブン】のブラジルプリンを食べた感想|いったいどんなプリンなのか?

セブンイレブンで2023年5月下旬くらいに販売された「ブラジルプリン」という商品を食べました。 東京都某区のセブンイレブンで購入しました。ネットで調べるとほとんど情報がなかったので、一部の地域限定で、試験的に販売された商品なのかもしれません。 国…

【モリバコーヒー】の贅沢感満載のスイーツ「しぼりたてモンブラン」を実食

すき家やココス、はま寿司などの飲食店を運営するゼンショーのセルフ式カフェ「モリバコーヒー」でなんとも贅沢感のあるスイーツをいただきました。 「しぼりたてモンブラン」です。 「しぼりたて」という商品名のとおり、注文を受けてからモンブランのムー…

【ガスト】レストランデザートのような贅沢感「台湾カステラのクリーム・ド・マロン」を実食レビュー

大手すかいらーくグループが手掛けるファミレスチェーンの「ガスト」で2023年春の新作スイーツをいただきました。 台湾カステラの クリーム・ド・マロンです。 ホイップクリームを土台に、カットした台湾カステラをのせ、表面に素麺のマロンムースをかけた商…

東陽町のベーカリー【B2】でコーンたっぷりのクロックムッシュと、チーズケーキを実食

東陽町にある免許証センターの帰りに、いい感じのパン屋を見つけたので訪問したのですが、そこでコーンがぎっしりのったパンをみつけました。 販売しているのは「B2」というお店です。天然酵母で作ったパンと自家焙煎コーヒーを販売するお店で、現在清澄白河…

【ドンレミー】のプリンアラモードと濃い抹茶プリンアラモードを実食レポ

大手の菓子メーカー「ドンレミー」が製造・販売しているプリンアラモードをいただきました。 今回は普通のプリンアラモードの他、抹茶プリンを使った「濃い抹茶プリンアラモード」も食べたのですが、その感想も一緒に紹介します。 プリンアラモード 近所のス…

パンケーキの上にハンバーグの珍しい組み合わせ【MOKUOLA】のロコモコパンケーキ

池袋のルミネにあるMOKUOLAというレストランで、パンケーキの上にハンバーグと目玉焼きをのせるという豪快な食べ物をいただきました。 メニューとしてはパンケーキとロコモコを融合させた食べ物です。 具体的な構成は、パンケーキの上にハンバーグ、目玉焼き…

【一〇八抹茶茶廊】今川焼き 抹茶カスタード|抹茶とカスタード、今川焼きの和スイーツ

抹茶スイーツの専門店「一〇八抹茶茶廊(108まっちゃさろう)」で、抹茶を使った今川焼きをいただきました。 一〇八抹茶茶廊について 一〇八抹茶茶廊は一都三県を中心に14店を出店する抹茶ドリンクと抹茶スイーツの専門店です。2013年に北海道で創業し、生産…

ローソン(山崎製パン)の「バクラバ風くるみパイ」を実食|ピスタチオは使われていないがバクラバ感は堪能できる

ローソンは2023年3月に「バクラバ風くるみパイ」を販売しました。バクラバ(バクラヴァ)が好きなので早速いただいてきました。 バクラバ(バクラヴァ)は主にトルコのスイーツだとされているものです。ピスタチオのペーストをパイ生地でサンドしたようなス…

【書評】サピエンス史から食を展望する『食の文明論』

コロナ禍は私たちの食を大きく変えた。飲食店は営業自粛の要請を受けた。外出自粛の要請や来日者の激減で閉店した店や、テイクアウトやデリバリー、通販のみに切り替える店も多くあった。自粛要請が解除された後でも営業時間の短縮や大人数での利用、アルコ…

岡山銘菓「調布」のユニークさと焼きそばパンとの類似性につい

岡山県の定番・人気のお土産といえば吉備団子であるが、もう1つ人気のお土産が「調布」である。調布は、薄いカステラで求肥を包んだ和菓子だ。カステラといっても普段食べるふわふわで四角いものではなく、どら焼きくらいの薄さのものだ。吉備団子に比べると…

土地の歴史を継承し繋がりをもたらすドンキを考察した一冊『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』についてと地域のたまり場としてのマクドナルドについて

食品、雑貨、家具から家電までなんでも揃っているチェーンストアのドン・キホーテには、「ドンペン」と呼ばれるペンギンのマスコットキャラクターがいます。 このマスコットキャラクターは店内のイラストに使われるだけでなく、店先の看板にも登場します。『…

弘前(青森県)にはフランス料理屋と洋菓子屋が多い理由について考察

先日、青森県の弘前(ひろさき)を訪れたのだが、1つ非常に驚いたことがある。街の規模に対して、フランス料理屋と洋菓子屋の数が非常に多いのである。 弘前市は人口16万規模の地方都市で、電車は概ね1時間に2、3本という程度である。そんな街であるが、市の…

70年代、80年代のクレープブームはいつ、どのようにはじまったのか? また当時と現在のクレープはどう違うのか?

「カニクリームクレープ」や「ハンバーグクレープ」など、今では考えられないようなクレープがレストランで提供されている時代があった。クレープがブームであった1970年代、80年代である。 現在、ストリートフード、ファストフードとして定着しているクレー…

書評『肉食の哲学』|ビーガン批判と肉食はいかに倫理的であるか主張する一冊

肉を食べることは倫理的である。 ビーガンの存在が一般的に認知されるようになった昨今、動物の肉を食べることが非倫理的であるという主張はよく耳にする。しかしその真逆の主張である「肉を食べることが倫理的である」などという主張はめったに見かけない。…

要約・感想『肉食の思想 ヨーロッパ精神の再発見(鯖田豊之著)』|肉中心の食生活と人間中心主義的思想の関連について

はるか昔から米中心の食生活を送る日本人。そして肉とパンを食の中心に置いてきたヨーロッパ。この大きく異なる食生活の違いが、実は日本人とヨーロッパの人たちとの考え方や価値観に影響を与えている。 食べるものによって、醸成される思想が変わる。それを…

【ミルクレープの歴史】ミルクレープを最初に紹介した雑誌、ミルクレープを最初に提供したと考えられる店について

不二家、シャトレーゼといった定番のケーキ屋ではもちろんのこと、ドトール、ベローチェなどのカフェから、コンビニやスーパーでも買える日本では定番のケーキであるミルクレープ。 ミルクレープはいつ頃から日本に存在しているのだろうか。 もっとも早くミ…

【書評】『はじめての動物倫理学』|なぜ動物に倫理が適用されるのか、動物とどののように付き合うべきかがわかりやすく解説された一冊

ペットとなる犬や猫に愛着を感じ、大量の犬や猫が日々殺処分される現実に強い反感を抱く一方で、日々、動物の肉を食べ、乳製品を消費し、動物園を楽しみ動物実験を黙認している。 生きるためには食べなければいけない。具合が悪い時は薬に頼らなければいけな…

なぜ肉を食べない人が増えているのか?|動物倫理、環境問題など食肉に起因する問題をまとめて紹介

カフェやレストランでは、ビーガンメニューが少しずつ見られるようになり、スーパーやコンビニでも大豆ミートやプラントベースチーズといった言葉をみかけるようになった。そして肉を食べることを止める人、肉を食べる機会を止める人が増えている。これは「…

要約・書評『クリーンミート 培養肉が世界を変える』|培養肉が普及することについて

多くの動物を苦痛から開放し、環境問題や食糧問題解決の糸口になるかもしれない食べ物が存在する。一方でその食べ物は試験管のなかで作られた極めて人工的な食べ物だ。それが培養肉である。 この不思議な食べ物を私たちは受け入れることができるのか。『クリ…

『鬼滅の刃』に見られる【理系VS文系】的構図について

『鬼滅の刃』を最終巻まで読んだのだが、本作は文系VS理系のような構造があるように思える。 ちなみにこの文章はネタバレを含む。また『鬼滅の刃』のストーリーや登場人物の属性などをある程度把握している前提で展開していくので留意いただきたい。 生物的…

人身御供譚はなぜ語られるようになるのか?|『神、人を喰う―人身御供の民俗学』の書評と現在の人喰い物語への考察

人を神の食べ物として犠牲にすることを人身御供といい、それを語る物語のことを人身御供譚という。日本には、この人身御供譚を付帯している祭が無数に存在している。尾張国府宮の「儺追祭」や山形県の椙尾神社の「大山犬まつり」などあげればキリがないが、…

生姜焼き、ナポリタンなど日本の定番料理のルーツを徹底した文献調査から探った一冊『オムライスの秘密 メロパンの謎』内容紹介・書評

ナポリタン、オムライス、ハヤシライス、焼きそば、メロパン、ショートケーキなど、現在日本で定番になっている料理は、どこの誰が、いつ考案したものなのか。そのルーツを探ったのが『オムライスの秘密 メロンパンの謎: 人気メニュー誕生ものがたり』(澁川…

食事の最後に甘いものを食べる習慣はいつから存在するのか?|『図説 デザートの歴史』の内容紹介と感想

人間はいつから食後にデザートを食べるようになったのだろうか。 今では甘いものは時間を問わずいつでも食べる。朝食代わりにスイーツを食べたり、朝食と昼食の間や、昼食と夕食の間、そして夜食などあらゆる場面で甘いものを食べる機会がある。一方で「食後…

日本はいかにしてグルメ大国になったのか? 日本の外食歴史を総観する一冊『日本外食全史』(阿古真理著)の内容紹介と感想、書評

東京はミシュランで星の数がもっとも多い都市であり、また日本は世界主要32国のなかで飲食店の数がダントツで多い国である。なぜ日本はこれほどまでにグルメな国なのか。その秘密を解き明かすとともに、懐石や居酒屋、やきとりから天ぷらといった和食から、…

健康という宗教とどう付き合うべきなのか?|『「健康」から生活をまもる 最新医学と12の迷信』の内容紹介と感想

身体は食べたものからできている。だから食べることは健康と密接につながっている。近代の日本人がビタミンB1の不足で脚気に苦しみ、ヨーロッパの人々がビタミンC不足で壊血病で苦しんだように、食事の偏りは病気の原因となる。食べものは健康にとって非常に…

健康第一主義はなぜ危険なのか、どう危険なのかを考える|『健康禍 人間的医学の終焉と強制的健康主義の台頭』内容紹介と感想

「健康第一」という言葉があるが、本当に健康は生きるうえでもっとも大切なものなのだろうか。たしかに健康は大切だ。病気になれば少なからず苦痛に襲われるし、通院や入院でお金と時間が失われる。健康的な生活で不死身になれるわけではないが、それでも健…

LAの食から食の多様性と画一性を捉え直す『LAフードダイアリー』(三浦哲哉著)|内容紹介と感想

多様であることは、あらゆる場面でよしとされる。食の世界でも同様だ。牛丼やハンバーガー、蕎麦や寿司だけでなく、中華もエスニックもフレンチもイタリアンも、ありとあらゆる選択肢があることは良いことだと当たり前のように思っている。しかし、経済格差…

畜産の環境問題を浮き彫りにした痛烈なドキュメンタリー『Cowspiracy:サステイナビリティ(持続可能性)の秘密』について|内容紹介と評論

肉や乳製品の生産が地球環境に大きな負荷を与えており、肉や乳製品をやめれば環境問題が解決する。しかし環境団体や政府はなぜかその事実に一切言及しない。そんな衝撃的な事実を突きつけるのが、Netflixで配信されている『Cowspiracy:サステイナビリティ(…

『銃・病原菌・鉄』に寄せられた批判とは? ビジネス界からも支持されている理由とは?

中国やインド、シンガポール、台湾、韓国などアジアの国々の存在感が増す昨今であるが、それでも依然としてヨーロッパとアメリカやカナダなどのヨーロッパを起源とする地域に、多くの富と権力が集まっている。なぜ富や権力は、アフリカや東南アジア、南米に…

フードテックは私たちを幸せにするのか?|『フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義』の要約と感想

「フードテック革命に日本不在」そんな嘆きからはじまるのが、本記事で紹介する『フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義』である。 フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義作者:田中宏隆,岡田亜希子,瀬川明秀日経B…